日本代表MF堂安律のサウジアラビア移籍に関する報道を受け、森保一監督が自身の見解を明らかにした。スポーツ報知が8月29日に報じた内容によると、森保監督は移籍の可能性について「金銭を得ることも選手の価値観」と述べている。
具体的な移籍条件は?
ドイツ・ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトに所属する堂安律に、サウジのアル・イッティハードが関心を示している。同クラブは移籍金1800万ユーロ(約288億ウォン)の公式オファーを提出済みだ。さらに、堂安への年俸は900万ユーロ(約144億ウォン)と報じられている。サウジアラビアでは外国人労働者に対する個人所得税がゼロであるため、実質的な収入は非常に大きなものとなる。
フランクフルト側は財政的な課題を抱えており、高額な移籍金に前向きな姿勢を見せている。しかし、アドルフ・ヒュッター監督は堂安の残留を強く望んでおり、移籍に反対しているという。クラブ間の交渉は進展しており、一部報道では契約締結が間近とされている。
森保監督の見解は?
森保一監督はこの件について、明確な2つの考えを示した。韓国メディアの朝鮮日報が伝えたところによると、森保監督は「選手が良い選手と認められている証拠でもあり、悪いことではない」と金銭的側面を認める発言をした。
一方で、彼は競技水準については疑問を呈している。「しかし、レベルが本当に欧州と同等かと問われれば、多くの優秀な選手が移籍しているとはいえ、欧州のトップ5リーグとは少し違うと思う」と述べた。堂安が欧州のトップリーグからサウジへ移籍する初の現役日本代表選手となる可能性もあり、日本のサッカーファンの間では欧州残留を望む声が根強い。
代表チームへの影響は?
この移籍話は、2026年W杯予選で好調を維持する日本代表の状況下で浮上している。現在、日本はW杯予選で2位につけており、5ポイントを獲得している。3試合で1勝2分け、直近5試合の成績は2勝2分け1敗だ。次の試合は9月24日にウルグアイをホームに迎える。詳細な試合日程はfixturesで確認できる。
堂安律は1998年生まれの28歳で、ガンバ大阪の育成出身だ。オランダのフローニンゲンとPSVアイントハーヘンを経て、現在はフランクフルトでプレーしている。日本代表のキープレイヤーの一人であり、その去就はチームの戦力にも影響を与えかねない。現在の代表メンバー構成はsquadで確認することが可能だ。
移籍を後押しする人的要素は?
アル・イッティハードの監督は、かつてガンバ大阪とPSVアイントハーヘンで堂安の指導にあたったイェンス・ヴァイザーだ。師弟関係が移籍の後押しをしている可能性がある。また、堂安自身もサウジ・プレミアリーグでプレーする初の日本人選手になることに前向きだと伝えられている。
移籍の兆候として、堂安がブンデスリーガ開幕戦に軽傷を理由に出場しなかったことが、移籍作業との関連で取り沙汰されている。交渉は最終段階に入っており、契約詳細の詰めが行われている状況だ。一部の報道では、ヒュッター監督の説得を受けて堂安が残留に傾いたという見方もあるが、提示された条件は拒みがたいものと言える。
日本代表はW杯予選で7得点3失点と攻撃力を見せており、堂安のような創造性のある選手のコンディションは重要だ。チームの詳細な統計はstatsで随時更新されている。今後の代表活動にどのような影響が出るか、注目が集まる。
