日本代表、大岩剛監督が2030年ワールドカップに向け就任を発表

日本代表は23日、2030年北中米ワールドカップに向けた監督に大岩剛氏(54)を起用すると発表した。森保一監督(57)は来年1~2月のアジアカップ(サウジアラビア)まで指揮を執り、3月からはU-21代表監督の大岩氏が兼任する形で日本代表を率いる。

なぜ大岩監督の起用が決まったのか

大岩監督は静岡県出身の元DFで、現役時代はJ1鹿島でDFとして活躍した。監督としてはJ1鹿島でACL(AFCチャンピオンズリーグ)制覇を果たし、24年パリオリンピックでは日本男子をベスト8に導いた実績を持つ。JFAはこうした実績と世代を超えた指導力を評価し、大岩監督の起用を決めた。

森保監督は2018年ロシアワールドカップ後に日本代表監督に就任。2022年カタールワールドカップではグループステージでドイツとスペインを破り16強入りを果たした。その後も日本代表監督を続投し、北中米3カ国大会では決勝トーナメント1回戦でブラジルに敗れたが、直近の試合では安定した戦いぶりを見せていた。

今後のスケジュールと兼任の狙い

大岩監督はU-21代表監督との兼任となるが、これは2021年東京オリンピックを率いた森保監督以来のケースだ。JFAは「年代別代表の監督が年齢制限のない日本代表を兼任するのは貴重な経験になる」と説明している。

日本代表の次戦はアジアカップで、森保監督が引き続き指揮を執る。その後、大岩監督が本格的に日本代表の指揮を執る予定だ。

専門家の見方と今後の展望

大岩監督は「選手一人ひとりの可能性を最大限に引き出し、2030年ワールドカップに向けたチーム作りを進めたい」とコメントしている。JFAの宮本恒靖会長は24日に経緯などを説明する予定だ。

直近の日本代表は2026年6月29日のブラジル戦(2-1で敗戦)以降、直近5試合で2勝2分1敗(LDWDW)の成績を残している。