事実確認の開始

日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長(49)は、2011年3月から2012年3月に大韓サッカー協会(KFA)が主催した代表戦で、外国人審判(日本人審判も含む)に対する「性接待」の疑惑が報じられたことを受け、事実確認と徹底調査を表明した。宮本会長は「事実確認をしている」と語り、調査の進捗を随時報告する方針を示した。

KFAの主張

KFAは、調査結果を受けて7月に行われた理事会で、湯川和之専務理事(57)が報道陣に対し、疑惑をかけられた7名の審判員全員について「試合操作も、過剰な接待もないという事実を確認した」と説明した。KFAは、性接待疑惑があるとされる試合で韓国代表が7戦負けなし(5勝2分け)だったことを指摘し、問題の幕引きを強調した。

追加調査と警察捜査

KFAは7月に洪明甫(ホン・ミョンボ)前監督(57)と幹部ら計13人を含む国会公聴会に出席した。さらに今月6日、ソウル警察はKFA本部の家宅捜索を実施。調査の一環として、文化体育観光部(日本の文部科学省相当)が2016年の監査資料を発見し、外国人審判に対する性接待の実態が明らかになった。

影響と今後

今回の疑惑は、JFAとKFA双方にとって前代未聞のスキャンダルである。新たな事実が判明すれば、サッカー界最大の汚点となりかねない。JFAは引き続き調査を進め、結果を公表する予定だ。