日本代表FW前田大然が、イングランド・プレミアリーグのイプスウィッチ・タウンへの加入を発表した。契約期間は2029年夏までの3年間で、クラブ史上初の日本人選手となった。移籍金は英メディアSky Sportsによると約1000万ポンド(約22億円)と報じられている。

移籍の背景と前田のコメント

前田はクラブ公式サイトを通じて、「イプスウィッチと契約できたことを誇りに思う。プレミアリーグでプレーすることは、ずっと夢だった。このクラブで、その夢を実現できることをとてもうれしく思う」とコメント。クラブとの話し合いを通じて歓迎されていると感じたことも明かし、新天地での挑戦に意欲を示した。

セルティックで4年半にわたり主力として活躍した前田は、2022年1月に同クラブへ移籍。持ち前のスピードと前線からの献身的なプレスを武器に公式戦212試合に出場し79得点を記録した。この間、スコティッシュ・プレミアシップ5回、スコティッシュカップ3回、リーグカップ2回の計10タイトルを獲得した。

2024/25シーズンには公式戦51試合で33得点を挙げ、PFAスコティッシュ年間最優秀選手賞を受賞。昨季はシーズン序盤に苦戦したものの、終盤に復調し、最終節のハーツ戦やスコティッシュカップ決勝でゴールを決め、リーグとカップの2冠に貢献した。

ワールドカップ2026での活躍に期待

前田はFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)で日本代表として4試合に出場。スウェーデン代表戦で得点を挙げるなど存在感を示した。現在の日本代表は6月29日のブラジル戦(2-1で敗戦)から5試合で2勝2分1敗(直近はLDWDW)と安定感を欠く中、前田の加入が新たな刺激となるか注目される。

イプスウィッチは前田の獲得で、クラブ史上初の日本人選手を擁し、プレミアリーグでの戦いに挑む。前田の圧倒的な運動量と得点力が、チームの攻撃力向上にどう貢献するかが期待される。